• 散骨のメリットと死後離婚

    散骨は、日本古来から行われて来た葬送方法ですが、現在では火葬後の墓地への埋葬が一般的です。



    しかし、経済状況の悪化により全体に占める割合が年々大きくなっています。



    散骨は、一般的な墓制の様に数百万する墓石や墓地、戒名などを必要としないので経済的な負担が非常に少なく、必要としなかった費用で海外の思い出の地や海、憧れの世界遺産などへの散布を実現する人が多くなっていますが、特に高齢者の女性を中心に増加しています。


    高齢者の女性は、意味が違うでしょうが今上天皇との合葬を皇后が固辞した様に夫と同じ墓に入る事を拒否する未亡人が非常に多い上に、夫の親族との関係も絶つ死後離婚が非常に増えています。


    死後離婚は、民法728条に夫婦の一方が死亡した時、生存している配偶者が姻族関係を終了させると言う文言に基づき、配偶者の死後に姻族関係終了届を家庭裁判所に提出する事で成立します。



    又、婚族関係終了届が受理後に亡くなった配偶者の戸籍から抜け、結婚前の戸籍に戻る復氏届を提出する高齢者の未亡人が増え、復氏した未亡人のほとんどが両親の墓への埋葬や散骨を希望しています。


    日本は、アメリカのカリフォルニア州の様に散骨に対して明確な条例が無い為に粉骨サイズも2mm〜3mm程度と比較的粗く、散布する海域への条例も無い地方自治体がほとんどですが、長野県諏訪市や北海道長沼町、神奈川県熱海市の様に禁止条例などが徐々に制定されるとされています。